「なぜ勉強するの?」その問いに、親も教師も答え続けたい理由

「どうして勉強しなきゃいけないの?」

子どもからこう聞かれたとき、皆さんはどう答えていますか?

「将来、好きな仕事に就くため」

「選択肢を広げるため」

「困らないようにするため」

どれも間違いではありませんし、素敵な答えです。しかし、「勉強する意味」には、たった一つの絶対的な正解が存在するわけではありません。

だからこそ、私はこう思うのです。大人である私たち自身が「勉強する意味」を問い続け、たくさんの答えを持ち続けることこそが大切なのではないか、と。

答えを一つに絞らないからこそ、届く言葉がある

勉強する意味は、子どもの年齢や置かれている状況、その日の感情によっても変わります。

ある子には「世界を広げるため」というワクワクする言葉が刺さるかもしれない。

ある子には「自分のやりたくないことを選ばないで済む自由を得るため」という現実的な言葉がしっくりくるかもしれない。

またある子には「自分の限界を自分で決めない練習」という経験に根ざした言葉が届くかもしれません。

私たちが持っている「答えの引き出し」が多ければ多いほど、今目の前にいる子どもの心にそっと寄り添い、その瞬間の心に響く言葉を手渡すことができます。

一回答えて終わり、ではなく、大人自身が「勉強する意味」を日常の中で更新し続けていくことが必要なのだと感じます。

親も、先生も、子どもも。一緒に問い続ける

「大人だって、未だに考え続けているんだよ」

そう伝えることは、子どもにとっても大きな安心感につながります。完成された正しい答えを教え込まれるよりも、「一緒に考えていこう」と差し出された問いのほうが、子どもの探求心を刺激するからです。

勉強とは、単にテストで良い点を取ることや、教科書の知識を暗記することだけではありません。

「なぜ?」「どうして?」と問いかけ、学び、自分なりの意味を見出していくプロセスそのものが、人生を豊かにする学び(勉強)そのものです。

だからこそ、家庭でも、学校でも、勉強する意味をオープンに語り合える雰囲気を大切にしたいと思っています。

あなたにとって「勉強する意味」は何ですか?

この記事を読んでくださったみなさんにも、ぜひ一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

「今、自分にとって勉強する(学ぶ)意味ってなんだろう?」

その答えは、時代とともに変わってもいいし、明日には違う答えが増えていてもかまいません。

たくさんの答えを胸に抱きながら、子どもたちと一緒に「学ぶことの面白さや意味」を問い続けていきませんか? ぜひ、みなさんが考える「勉強する意味」もコメントなどで教えていただけたら嬉しいです。私もこれからの記事でこう考えているよということをみなさんと共有していきたいです。

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