「私の子どもへの愛情不足?」と悩むあなたへ。現役教員が伝えたい“愛情の伝わり方”の話

子育て

子どもが暴言を吐く、部屋に閉じこもる、言うことを聞かない、学校に行きたがらない——。

子どもの困った行動や激しい感情に直面したとき、多くの親御さんはショックを受け、深く傷つきます。そして、誰にも言えないまま、暗闇の中で自分を責めてしまいがちです。

「私の愛情が足りないのかな」

「関わり方が悪かったのだろうか」

「私がもっと完璧な親だったら……」

これまで教員として、たくさんの保護者の方とお話ししてきました。面談室で涙を流しながら「自分が悪いんです」と仰る姿を、私は何度も目にしてきました。

まず、一番最初にお伝えさせてください。

あなたは十分すぎるほど、お子さんを愛しています。自分を責める必要は、どこにもありません。

私がこのブログを立ち上げた一番の理由は、子育ての悩みの渦中にいるあなたに、どうしても知ってほしい「ある事実」があるからです。

「深い愛情があること」と「まっすぐ伝わること」は別問題

子どものことを愛していない親御さんなんて、ほとんどいません。

日々悩んで、傷ついて、どうにかしてあげたいと夜も眠れずに考えていること自体が、あなたが我が子を心から愛している何よりの証拠です。

ですが、現場で多くの子どもたちと接していて強く感じることがあります。

それは、「親に深い愛情があること」と「その愛情が子どもにまっすぐ伝わっていること」は、まったく別の問題であるということです。

子どもが暴言を吐いたり反抗したりするとき、それは「親の愛情が足りないから」起きるのではありません。

子どもの心という「コップ」が、学校でのストレス、失敗への不安、感情をうまくコントロールできない未熟さでいっぱいになっていると、親御さんがどれだけ温かい愛情を注いでいても、まっすぐ受け取れずにあふれ落ちてしまうのです。

必要なのは、「もっと愛さなきゃ」「もっと自分が頑張らなきゃ」と自分を追い詰めることではありません。

必要なのは、自分を責めるのをやめて、「今、どうすればこの愛がこの子に届く形になるだろう?」と、届け方の角度をほんの少し変えてみることです。

愛情の“すれ違い”をなくすために、私ができること

子どもが吐く暴言や困った行動は、あなたへの攻撃でも、性格の悪さでもありません。

気持ちを言葉にできない子どもからの、必死で不器用な「SOS」です。

 今、子どもがどんな未熟さやストレスを抱えているのか(子どものコップの状態を知る)

 学校という外の社会で、子どもがどれほどパワーを使って頑張っているのか

 子どもの「感情のコップ」にゆとりを作るために、大人側ができる関わり方は何か

これらを知り、対応の工夫を少し取り入れるだけで、子どもの心にはスッと隙間が生まれます。

子どものコップにゆとりができたとき、あなたがこれまでずっと注ぎ続けてきた温かい愛情が、初めてすーっとまっすぐに染み込んでいくようになります。

私は、あなたの味方でありたい

子育ては、時にとても孤独です。

周りの目が気になったり、「親なんだからちゃんとしなきゃ」と一人で抱え込んでしまったりしていませんか?

学校という現場にいる教員として、私は子どもたちの成長をサポートするプロですが、同時に「日々悩む保護者の皆様の一番の味方でありたい」と思っています。

あなたが注いでいる愛情は、決して無駄でも間違いでもありません。

ただ、お子さんとの間にある「愛情の伝わり方」に、ほんの少しのコツやすれ違い解消のヒントが必要なだけなのです。

あなたが持っているまっすぐな愛情が、そのままお子さんの心に届き、親子で笑顔になれる日を増やしたい。

それが、私が教員という立場から、このブログで言葉を発信し続けている一番の思いです。

どうか一人で悩まず、ここへヒントを探しに来てください。

あなたの愛情が、ちゃんとお子さんに届くよう、一緒に考えていきましょう。

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